2015年12月5日土曜日

yamaanの初雪と自在鉤(じざいかぎ)

昨日、とうとう初雪を迎えた南部町yamaan。
年をとるにつれ、一年が経つのが本当に早いです。このままではあっという間にジイさんです。ゆっくりと竜宮城からの玉手箱を開けているような感じです。

囲炉裏をこさえておりましたが、そこに自在鉤を設置しました。
廃材と貰い物で出来上がった囲炉裏と自在鉤。和洋折衷、近代と古代の融合です。

もらっておいて使い道に困っていたワイヤーで鉤を保持し、ステンレスのフックで鉄器を吊るします。
高さ調節は、金属でも竹でもなく、アイヌ民族が使用していたとされるゴツい木のタイプを採用。(昔、北海道や北東北では太い竹があまりなく、木に刻み加工を施したものを使ったらしい)

ここまで出来上がると、なおイイ感じになってきます。
この座敷で客人を小粋に持てないしたいものです。

…でもまだ排煙できてないからまだまだですね。
天井の作りを大幅に変えなければいけないので多分、来年になります。

しばらくの間は「見るだけ」です。

LODGEから外の雪を眺める。
初雪の時だけはマジマジと雪を眺めてみる。

囲炉裏の上に吊り下げられたアイヌ式の自在鉤。
廃材と貰い物で作ったプリミティブなデザイン。

ちなみにこの鉄瓶も頂き物。
これの他に鉄鍋もある。
早くここで煮炊きしたいが、その前に排煙、排煙。