2015年11月30日月曜日

yamaanに囲炉裏が完成

最近やっと自分の時間を過ごしています。
マイペースってやつです。

とても幸せです。

yamaanに囲炉裏ができました。
制作過程は地味でしたのでご紹介しません。

全部、廃材やもらいもののモルタル、ブロックを使ったのでタダでできてしまいました。
灰の底は、実家の裏からゲットした粘土をコネって塗り固めています。
炭で乾かしながら表面を焼いているので、ちょっと縄文土器っぽくなっています。

間取りの都合上、長方形型になってしまいましたがいい感じです。
直火の温もり、というか家の中で焚き火してるようなワイルドなものです。

薪にも問題あり(油分の多い針葉樹)ですが、火を焚くとめちゃくちゃ暖かい代わりにとても"ゆんぶい"(煙たい)です。
これから排煙対策をしていかねばなりません。
天井の作りを大幅に変えなければいけないです。(うーん、困った…)

しかしながら囲炉裏のメリット(防虫・防腐・暖房・調理・燻製・火の保存など)を考えると、田舎に住んでいてこれを導入しない手は無いです。
ストーブで焚くには細すぎるような薪は、囲炉裏に最適。(ちびちび燃やすのが良い)
伐採した木材を余すところなく使う、ストーブ&囲炉裏のダブル導入がやっと実現いたしました。(気がつけば予定より2年遅れてました)

これで出来てくる灰というのは、アルカリ性の物質でして、酸性に偏りがちな畑に撒けばいい感じでPH調整できます。
また、人間の体もほとんどの人が酸性だと言いますから、灰がある環境で生活すれば体もPH調整できそうです。(アルカリ性の人は病気しにくくなるとか)

そんなこんなでyamaanLODGE、ご理解ある方は是非囲炉裏にあたりに来てください。

yamaanについては、yamaan専用ページご覧ください。

畳を挟んでおよそ900×600mmの囲炉裏。

適度な煙が立ち上る。
排煙がうまくいってないので10分くらいすると煙が気になってくる。

「火を扱う」という人類が忘れかけている作業。
原始の英知がそこにある。
薪のセレクションや焼べ方など、これから覚えることはたくさんある。



2015年11月29日日曜日

真のリサイクル店が閉店

こんだけ買っても3,000円未満。
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先日、岩手へちょっと取材に出掛けた際、「閉店セール」の張り紙を見て立ち寄ったリサイクル店。
もうすぐ閉店、全商品20〜50%OFFというこのお店。
大手リサイクルショップのような、体良く売れそうなものを引き取り、それをちょっと磨いて並べているだけ☆…みたいなものではなく、「勿体無い」というリサイクルの原精神がにじみ出ている。
齢80歳ほどと見受けられる店主は、大工道具や機械などをシワシワの手でメンテナンスする。それを娘さん(50〜60歳)が接客&会計でサポートしているという経営スタイル。
さほど広くない店内で1時間以上も吟味している私を気に入ってくれたのか、値段を尋ねる度にどんどんディスカウントされていく。
例①「アスファルトルーフィング」1m巾40m巻
(屋根の野地板に貼る防水シート)
私「これいくらになりますか?」
店主『はい?』(フガフガ…)※耳が遠い
娘『お父さん!こ・れ・は・い・く・ら・?』
店主『! さ、さ、300円!』(クワッ!)※目が輝く
私「え?40mの巻きだよ?!」
店主『さ、さ、300円!』(クワッ!)※やっぱり目が輝く
私「買った!」
(新品定価だと2万円くらいします)
例②「デカい蝶番」3つ
(ドアの開け閉めに必要な可動式の金属パーツ)
私「こんな丈夫な蝶番…2つでいくらですか?」
店主『…?』(フガフガ…)
娘『お父さん!こ・れ・ふ・た・つ・で・い・く・ら・?』
店主『! 300円!』(クワッ!)※目が輝く
娘『でもこれ確か3つセットなんですよ』
私「…2つあれば事足りるんですけど…じゃあ3つでいくらですか?」(イヤイヤ聞いてみる)
娘『お父さん!こ・れ・み・っ・つ・で・い・く・ら・?』
店主『! 300円!』(クワッ!)※やっぱり目が輝く
私「ありがとう!」
セルフビルドで家を建てている私のような輩でなければ、何のパーツなのかもわからない部品や道具も多数。
完成品にしか興味がない消費者にとって、ここにあるものはゴミに見えるだろう。
しかし、私にとっては宝の山だ。これを使ってまた新しいものを作ることができる。
年収40万円男はこれでまたちっこい夢を見れる。作ることは最高の喜びだ。
本当は、もっともっと欲しいものがあったが、予算オーバーだった。(1万2千円の発電機、1万円くらいの正弦波インバーターとか)
そこは自分のお財布事情を憂うというか、笑うしかない。
商品を吟味中、店の娘さんと他のお客さんとの会話が聞こえた。
客「いつまで営業してんの?年内いっぱい?」
娘『うーん、あんまり考えてないけど、年内いっぱいまではやらないと思うよ、12月中旬くらいかな』
なるほど。
年内に余裕をもって閉店させ、そこからキレイに片付け&撤収して、静かに年末年始を過ごそうというのだろう。
帰りがけ、買ったものを車に積み込みながら店主と娘さんと数分だけ他愛もない話をした。
なんだかこの親子が好きになった。
娘『もしよかったらまた来てください』
私「来たいんですが、さすがにもう来れないと思います」
確かに来れないし、次に来た時はおそらくこの店もこの親子もいない。
だけど心の中に「勿体ない」という感情が起こるたび、時空をこえてこの場所にびゅーんと戻って来るだろう。
このご時世、なんだかしょっちゅう通ってしまいそうだが…笑
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このお店の場所を特定しようとネット検索しましたが、なかなか見つけれず、盛岡市のストリートビューでやっと発見。
リサイクルショップとしてgoogleMAPではインデックスされていませんでした。(そういうところもグッときます)
「OK商会」
岩手県盛岡市厨川1丁目1-24
019-643-8725
訪れる際は、お電話してからどうぞ。
(閉店してしまってるかもしれません)

だいたい写っているものが今回購入したもの。
(後ろの車は違います)

アスファルトルーフィング(1m巾40m巻)、TOTOの手洗いのセラミック。
奥の格子状の木工枠は店主が暇なときに手作りしたもの。

キリや極細ノコ、超ミニなノミ、年代もののスクレーパー、砥石(新品)。

煙突掃除に欠かせない金属のブラシ。
大きな蝶番3枚セット。(暗くて見えにくい)

釘やラッチ(錠付きのものも)。
ラッチというのは、ドアがカチャンと閉まるために必要なパーツです。

GoogleMAP、ストリートビューより。
駐車する際は店舗左の砂利道に。



2015年11月4日水曜日

クラフト小径3rd:FBアルバム


10/3(sat)会場内2.1kmの小径をノンストップおおおどる。3時間にも及んだパフォーマンス巡業の写真記録。ヴァイオリン/ホーミー:カッキーノ唄:瀬知容子ジャンベ:松本貴ディジュリドゥ:山中晃ヒーリングサウンド:寺田佳世Mr.おおおどる:田村余一撮影:中野守・山上知範
Posted by おおおどるプロジェクト on 2015年10月8日



10/3(sat)夜に開催された交流会&2次会の写真記録。撮影:中野守・山上知範
Posted by おおおどるプロジェクト on 2015年10月9日



10/4(sun)おおおどるでりんごの舞台を作る。「りんご回座」の舞台記録。協力:クラフト小径実行委員会(https://craftkomichi.wordpress.com)・北のりんご園(...
Posted by おおおどるプロジェクト on 2015年10月21日



10/5(mon)板柳高校でのタイ&日本交流ワークショップの模様。朝のりんごもぎ体験から収録。講師:田村余一和太鼓:KANTA記録:中野守
Posted by おおおどるプロジェクト on 2015年10月21日