2015年12月24日木曜日

ドロバチの巣

ここ最近の生活は、日中にyamaanで大工作業。
夜は自宅にて、来年に大幅リニューアルする自分のホームページをひたすら制作。

おかげでミリミリと充実した日々を過ごし、起きるのも寝るのも楽しいです。

そんなとき、yamaanで廃材の整理をしておりましたら、不思議な造形物の一群を発見。虫の仕業なのは明らかなのですが、これが一体なんなのか分かりません。
自宅に帰ってWEBで調べてみると、「ドロバチ」という蜂の幼虫の家であることが判明しました。

ドロバチはその名の通り、泥で巣を作るのですが、成虫はその巣で過ごしません。小さな巣をたくさん作り、そこに捕まえてきたイモムシなどのエサを入れ、卵を産み、巣の入り口を塞いでしまいます。
いずれ卵は孵化し、幼虫は親バチが置いていってくれたイモムシを食べながら成長し、巣穴を開けて飛び立っていきます。

このように営巣すればさようならというドロバチの生態ですから、巣や子を守ろうということもないので、狩りを行う蜂なのですが実に大人しいそうです。
(見た目はスズメバチにも似た攻撃的なフォルムをしていますが)

このときもちろん中身はすでにカラッポでしたが、この芸術品をしばらく眺めてしまいました。